82歳の黒川清先生と接していると、「年齢は単なる数字」と思ってしまいます。姿勢がとても良く、お会いするときはいつもビシッとスーツで決めておられます。
インタビューでは「平成」の出来事を話しながら、日本と世界の変化など興味深い話ができました。人類学の常識として、外部との接点がない村は滅びる可能性があるが、外の世界とつながっている人が村に一人でもいると生き延びる、という話をされました。同じ場所にいると同じ考え方になりますが、違った場所に行けば、物事を多面的に見ることができます。
僕は多感な時期をニューヨークで過ごしたことで、日本の良さや素晴らしさを客観的に見ることができました。とても良い要素がたくさんある日本ですが、グローバルの環境は日々変わっているので、自分の軸を持ちながら変化して、常に自分をアップデートしなければと思いました。
先生の「インディペンデント」と「今日を生きる」マインドを持ち、一歩一歩1日1日を大切に行動していこうと思いました。
第94回 黒川 清(くろかわ きよし)
医学博士、政策研究大学院大学 名誉教授、日本医療政策機構 代表理事
医療、教育、政策と数々の現場で活躍されてきた、黒川 清氏。海外での経験も豊富な氏に、新しい時代を迎える、今の日本の教育に必要なことについてお話しいただきました。
http://www.interliteracy.com/philosophy/kurokawa_k.html
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